be動詞と一般動詞の違い〜基本編①

基本編①の解答に入りましょう。

基本編①の解答です。

次の日本文を英語にする時、be動詞と一般動詞ではどちらを用いますか。
また、その動詞の部分だけを英語で答えなさい。

①私はその時学校にいました。

②エミは上手にバスケットボールをします。

③あなたはピザが好きですか。

④ケンは、納豆が好きではありません。

⑤あなたはとてもやさしい。

<模範解答>

was:be動詞
( I was at school then.)

②-1  play(s) :一般動詞
( Emi plays basketball well.)
②-2 is:be動詞
( Emi is a good basketball player.)
※2つの答えがあります。

like:一般動詞
( Do you like pizza?)

like:一般動詞
( Ken doesn’t like natto.)

are:be動詞
( You are very kind.)

解説として、
まず、be動詞と一般動詞についてのポイントを
確認しましょう。

be動詞について

be動詞の役割は、数学で言うところの「=(イコール)」です。
(be動詞には、「意味」がなく、「=」という主語との関係を
示すだけの役割をしているのです。)

主な使い方は、2通りあります。

①「主語」=「名詞 / 形容詞」

②「主語」=場所を示す前置詞+~

※①では、主語の名前、性格・特質などを表現することができます。
ちなみ、現在進行形の ing形も、受動態の過去分詞も
意味的に考えると「形容詞」のような役割をしていると考えると
さらに応用が効くようになります。

一般動詞について

一般動詞の役割は、数学で言うところの「✖(かける)」です。

be動詞は、「=」の関係を示すだけなので、
特別な意味がありませんが、
→一般動詞は、「主語」に意味をかける ものです。

それは動作だけでは、ありません。

①動作、行為 (run, play, など)

②感情( like, love, hate, など)

③状態( stay, live, keep, など)

このような動詞は、すべて「主語」の状況を説明しているものなので
一般動詞と呼びます。

ここを押さえた上で解説を読んでみてください。

各問題の解説です。

①私はその時学校にいました。
・場所を示しているだけなので、こればbe動詞を用います。
上記の表現だと、be動詞の役割 ②「主語」=場所を示す前置詞+~ です。
・主語が I で、「過去」の文章なので、was を用います。

②エミは上手にバスケットボールをします。
1・素直に日本語を読み取ると、主語の動作を表現しています。
→ですから、一般動詞を用います。
・「バスケットボールをする」は play basketball と言いますので、play、さらに正確に言うと、現在の文章で主語で三人称なので、三単現になり plays となります。

2・別な表現としては、「エミ=よいバスケットボールの選手」と捉えて、be動詞で表現することもできます。
・主語が Emi で、「現在」の文章なので、is を用います。

③あなたはピザが好きですか。
・「好き」という感情を表現していますので、一般動詞を用います。
・疑問文ですが、動詞はそのまま like を用います。

④ケンは、納豆が好きではありません。
・「好きではない」という感情を表現していますので、
一般動詞を用います。
・否定文ですが、動詞はそのまま like を用います。

⑤あなたはとてもやさしい。
・この日本文を読んで、「あなた=とてもやさしい」という関係が読み取れればOKです。「=」動詞の be動詞を用います。
・主語が you で、「現在」の文章なので、are を用います。

 

今回はここまで。

 

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