英単語〜問題を始める前に

ここからは、
英単語の問題に入ります。

英単語の問題に入る前に、
どのように問題を解いていくと良いのかを説明します。

英単語はなぜ書けないのか?

▶︎みなさんは、
文字には、「表音文字」と「表意文字」の2種類あるのを知ってますか。

🔵「表音文字」とは、
-その名前の通り、「文字」が「その言語の発音」を示す文字
のことです。
👉日本語であれば、「ひらがな」「カタカナ」が「表音文字」です。
-「あ」という文字の「音」がそのままその言語の「音」になります。
※外国人が「日本語」が上手だというのは、
「漢字」に「フリガナ」がふっていれば、そのまま発音すると
正しい「単語」の発音になるから、かもしれません。

例:雨(あめ)→「雨」が何かわからなくても
(あめ)とフリガナがあれば、その「ひらがな」を
そのまま発音すると「あめ」と発音でき、意味が通じます。

🔵「表意文字」とは、
-その名前通り、「文字」が「その言語の意味」を示す文字
のことです。
👉日本語であれば、「漢字」が「表意文字」です。
-「大」という文字は、それだけでは「発音」は分かりませんが、
「その文字が-【大きい】という意味」であることを示します。
そのため、「大雨」だと、「大きいという意味」の「大」と
「雨という意味」の「雨」が結びついているので、
「大雨」が「大きな雨→ものすごく雨が降ること」を意味する
ことがわかります。

それでは、
「英語」は「表音文字」でしょうか、「表意文字」でしょうか?

英語は「表音文字」それとも「表意文字」?

▶︎英語は、
26文字のアルファベット( a 〜 z) から構成されています。
しかし、
アルファベット、1個1個には意味がありません。
※例えばアルファベット b, 1文字で何らかの意味があるということはありませんので。

👉ということは、
英語は「表音文字」です。

であれば、
dog であれば、
・d の「音」
・o の「音」
・g の「音」
を足していくと、
dog が 「犬」の音声になるはずなのです。

このような、
単語と音声との関係・ルールを「フォニックス」と言って、
それをある程度を学ぶことにより、
「音」と「文字」をつなげることができます。

そこで、みなさんが知らなければいけないのは、
アルファベットには、それぞれ2つの「音」(読み方)が
あることです。

アルファベットには、2つの「音」(読み方)がある

▶︎みなさんは、
アルファベットと覚えるとき、
歌と一緒に「エイ(A)、ビー(B)、シー(C) ・・・・」と覚えたのでは
ないでしょうか?

この「音」を、
私は、「名前読み」と呼びます。

▶︎この「音」の他に、
例えば、”C” であれば、”k(ク)” という「音」もあり、
これを「音読み」と私は呼んでいます。

この「名前読み」と「音読み」を
基本として英単語は「読める」ことになるのです。
※もちろんこれ以外のルールもありますが。

問題の提示の仕方

▶︎この英単語の問題は、
基本的に、

・d【 】g:犬

のように出題されます。
👉この場合、頭の中で「犬」の「音声」を思い出し、
d と g の間が、「どんな音」のアルファベットが入るかを考え、
その音に合致するアルファベットを入れていく、というように
問題を解いてください。
→そうすることにより、アルファベットの2つの「音」を
意識するようになっていくと考えます。

それでは、
次回から問題に挑戦してみてください。

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