to 不定詞の復習②〜名詞的用法

それでは、解答です。

to 不定詞の復習②の解答

日本語の意味になるように、(       ) 内の語句を並べ変えなさい。

① 私の夢は、病人を助けることです。
– My dream is (  people / to / sick / help ).

② 太郎は川で泳ぐことが好きですか。
– Does Taro like ( in / swim / the / to / river )?

③ 将来あなたは何になりたいですか。
– What ( to / you / be / want / do ) in the future?

④ たくさんの切手を集めるのが、私の妹の趣味です。
– ( stamps / to / lot / collect / of / a ) is my sister’s hobby.

⑤ 私たちは次のテストのために懸命に勉強する必要がある。
– We need ( hard / study / to ) for the next test.

模範解答

① My dream is ( to help sick people ).

② Does Taro like ( to swim in the river )?

③ What ( do you want to be ) in the future?

④ ( To collect a lot of stamps ) is my sister’s hobby.

⑤ We need ( to study hard ) for the next test.

各問題のチェックポイントです!

・最初に名詞的用法の「リンク」のさせ方について
簡単に解説します。

リンクのさせ方① 名詞的用法

先に例文を2つ挙げます。
To talk in class is prohibited.
(授業中に話をすることは禁じられています。)

② I want to make the world peace.
(私は世界を平和にしたい。)

・to 不定詞の名詞的用法は、「リンクさせる」という意味では
少しわかりにくい使われ方をしています。

①はいきなり「主語」として to 不定詞が出てきています。
授業中に話をしていた(という状況)から、「それは禁じられている」
という新しい状況へリンクさせている文です。主語の位置に
to 不定詞が来たため、意味は「~すること」という意味になります。
to不定詞が主語となる場合は、どうしてもこのような一般的な
内容になってしまいます

②は、want という動詞もあって、「今の状況から、
to make the world peace したいという将来の希望」
を述べています。・・・将来、これから先へのリンク

ここから解説です!

①のチェックポイント
・be動詞は、「=」の役割をするので、
My dream = to help sick people.
to help sick people で「病人を助けること」という名詞と
同じ働きをしています。
👉My dream「私の夢」は、何なの?それは「病人を助けること」
と「新しい情報」へ be動詞を用いてリンクさせています。

②のチェックポイント
・like to +動詞の原形(不定詞)で「〜するのが好き」と
覚えてももちろんOKです。
👉ただし、基本的な考え方は、
何が like なの? に対して、それは「川を泳ぐこと」という
「新しい情報」を to swim in the river であるとリンクさせて、
それが疑問文の形になっています。

③のチェックポイント
・少し難しい形です。
▶︎元の形は、
Do you want to be what in the future? で 「なりたいもの」が
わからないので what になっています。
※want to be 〜で「〜になりたい」と覚えてもOK

👉考え方は同じ。何を want「欲する」の?それに対して「〜になること」という新しい情報をリンクさせるためにto be (what) となっている
わけです。

▶︎wh疑問詞は、基本的に文頭に移動するので、
What do you want to be in the future? となります。

④のチェックポイント
・①と同じように be動詞を用いていますので、
To collect a lot of stamps = my sister’s hobby. で
To collect a lot of stamps で「たくさんの切手を集めること」と
いう名詞と同じ働きをしています。
👉このように、いきなり(主語の部分)で to 不定詞を使うと、
『「このような新しい情報」は』のような、少し堅苦しい、
フォーマルなニュアンスを含んできます。

⑤のチェックポイント
・need to +動詞の原形(不定詞)で「〜する必要がある」と
覚えてももちろんOKです。
👉ただし、基本的な考え方は、何が need なの? に対して、
それは「(次のテストのために)懸命に勉強すること」という
「新しい情報」を to study hard (for the next test) であると
リンクさせた文の構成になっています。

今回はここまで。

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