今回からは、
助動詞 may を扱います。
助動詞 may の基本的なニュアンスは
「~かもしれない」なのですが、
ほぼ中学校の教科書では、
ー「許可」を求める May I ~ ? を最初に導入しているので、
「許可」を示す may からお話します。
「許可」を表す助動詞 may
・「許可」を表す助動詞には can もありますが、may との違いは、
may は can より「堅苦しい、形式ばった」表現です。
🔵肯定文
👉 may +動詞の原形「~してよい、~してもさしつかえない」
※立場が上の人が、許可を与えるような言い方
ex.1 You may go out of this room now.
(あなたは今この部屋から出てもよい。)
🔵否定文
👉may not +動詞の原形「~してはいけない」という不許可
※ may not には短縮形がありません。
※ さらに強く「禁止」する場合は、must not( mustn’t ) +動詞の原形を用います。
ex.2 You may not take pictures in this room.
(あなたはこの部屋で写真をとってはいけません。)
🔵疑問文
👉May I +動詞の原形 ~ ? 「~してもいいですか。」
※ Can I ~ ? より「堅苦しい、形式ばった」表現です。
ex.3 May I help you ?
(お手伝いしてもいいですか。)
–答え方:Yes, of course (please). Sure. OK. / I’m afraid not.
( Yes, you may. No, you may not. は、立場の上の人が、下の者へ許可を出す、または許可を出さないというニュアンスになります。)
それでは問題に入りましょう。
今回の5問です。
can, must を用いないで、①~⑤の日本語を( )の条件に合うように英語にしなさい。
①君は明日学校を休んでよい。
( 7語で)
②ここで昼食を食べてはいけません。
( you を用いて、6語で)
③この辞書を使ってもいいですか。
(5語で)
④※③に対して、「もちろん、いいですよ。」
(3語で)
⑤お名前を聞いてもよろしいですか。
( 5語で)
解答・解説は次のページで。
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