5つの成分〜④場所

英語の5つの成分の4回目です。
今回は、「場所」という成分について
詳しく見て行きます。

目次

英語の5つの成分の置き場所

<英語の5つの成分の置き場所>
①主語 ②動詞 ③動詞を補足するもの ④場所 ⑤時

今回は、④の「場所」についてお話します。
「場所」の表現の仕方として大きく2つに分かれます。

2つの「場所」の表現の仕方

[1] at, in などの前置詞が付く場合
[2]前置詞を必要としない場合
(→難しい言葉で言うと“副詞”と言う種類になります。)

それでは、基本的な表現の仕方を見てみましょう。

[1] 前置詞の使い方~代表的なもの

A) 場所を示す at / in  / on の使い方

at・・・「点」を示す、狭い場所
(at the station, at home)
in・・・「中に」で、at より広い空間
(in Tokyo, in Japan)
on・・・「上に」ではなく、「接している」状況
(on the desk, on the wall)

B) from A to B:AからBへ(まで)

ex. from Tokyo to Nagoya:東京から名古屋へ(まで)
fromto それぞれの意味
from・・・「~から」で起点・出発点を示す
(from Kyoto)
to・・・「~へ」で方向を示す
(to the U.S.A.)

C) between A and B:AとBの間

ex. He sat between you and me.
(彼はあなたと私の間に座りました。)

D) before と after

before・・・「~の前に」
(June stood before her teacher.)
・別な言い方として “in front of” という表現もあります。)
after・・・「~の後に」
(The police is after me.:私の後に→私を追っている)

※この他にも、up, down, near, along, around 等もありますが、
例文と一緒に、場所をイメージして覚えていきましょう。

[2] 前置詞を必要としない場合

※中学生では、下記のことばを最低限覚えましょう。

A) here・・・「ここへ、ここで、ここに」→近くの場所
(Come here, please.)

B) there・・・「そこへ、そこで、そこに」→遠くの場所
(You must go there by five.)

C) over there・・・「向こうへ、向こうで、向こうに」
(The girl playing tennis over there is Rosy.)

D) home・・・「家へ、家で、家に」
(Were you home last night?)
※home には「家」という意味の名詞もあります。
熟語の at home の home は「名詞」扱いなので、at がつきます。

E) abroad・・・「海外へ、海外で、海外に」
(I want to travel abroad some day.)

※上記の A 〜 E の副詞は、
その単語の意味に 場所を示す前置詞 to や at などが含まれて
いるので、「前置詞をつけないで」使うので注意しましょう。
👉例として、A と B を使ってよくする間違いを示すと
❌ Come to here, pease. ▶︎ to が不必要
❌ You must go to there by five. ▶︎ to が不必要

今回は、ここまで。

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