1学年のポイント④〜人称代名詞

1学年のポイントの4回目。

今回は、
「人称代名詞の変化」についてです。

目次

ポイント1 人称代名詞の変化

です。

日本語には、人称代名詞の変化がありません。
単に助詞が変わるだけで
私・私・私・を/に、などようにー
すべて対応できてしまうので、

人称代名詞が使い方で、形が変わる

ものすごい違和感があると思います。

みなさんは、
どのように人称代名詞の変化を覚えましたか?

九九と同じように、

I – my – me – mine
you – your – you – yours
she -her – her – hers

に唱えて、覚え(暗記し)ましたか?

ただ、
この変化は、「覚えただけ」では
実は全然使えません。

ポイント
「人称代名詞の変化」のそれぞれの形を、どのような場所で
使うのか
をしっかり理解することです。

人称代名詞の変化とその置き場所

人称代名詞は、その置く場所で形が変わる

例えば、「私は」を意味する ” I ” の変化は
I – my – me – mine と変化し、それぞれの変化の形は
主格ー所有格ー目的格ー所有代名詞 という文法用語になるのですが、

主格:「~は」の形、それ1個で文の最初に来れる(主語)
所有格:「~の」の形、所有格+名詞で使われる
目的格:「~を /に」の形、動詞や前置詞の後ろで「目的語」として使われる
所有代名詞:「~のもの」という形、これ1つで名詞で、様々な場所で使われる

ということをしっかりまず確認することが大事です。
※何の働きをするのか(主語なのか、目的語なのか)、どのように使われるのか(文の最初に来る、動詞や前置詞の後に来るなど)の部分を教科書の英文などで毎回、確認する必要はあると思います。

    主格〜は 所有格〜の 目的格〜に・を 所有代名詞
〜のもの
〜self〜自身
単数 I my me mine myself
あなた you your you yours yourself
he his him his himself
彼女 she her her hers herself
それ it its it なし itself
複数 私たち we our us ours ourselves
あなたたち you your you yours yourselves
彼ら/それら they their them theirs themselves
固有名詞 エミ Emi Emi’s Emi Emi’s なし

※〜self は「〜自身」という単語です。「私たち」「あなたたち」「彼ら」のように複数形になると 〜selves となるので注意。
※ it (それ)の所有格は its (その)で、it’s (=it is) とは違うので注意。

ポイント2 1人称、2人称、3人称もしっかりと!

・英語は「I」と「you」とのコミュニケーションを土台にしているということも確認するためにも、「人称」という言葉にも慣れましょう。

1人称:話し手のこと
👉【私/私たち:I , we】
2人称:聞き手のこと
👉【あなた/あなたたち:you】
3人称:その場にいない人・もの
👉【彼/彼女/それ/かれら・それら:he, she, it, they】

そうすることにより
「3人称・単数」に対する感覚が身についてきますよ。

ポイント3 最後に時・天候を示す it について

また、中1では、早い時期から

時・天候を示す it

が使われています。

特に、
【天候のたずね方】How is the weather today?   It‘s fine.
【時間のたずね方】What time is it now?   It‘s nine ten.
【曜日のたずね方】What day is it today?  It‘s Friday.
【日にちのたずね方】What’s the date today?  It‘s November 30th.
などはよく使われるので
しっかりと覚えるようにしましょう。

今回はここまで。

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