1学年のポイントの5回目、
今回は、wh疑問文について確認しましょう。
ポイント WH疑問文とその答え方
です。
1つ1つの WH疑問詞についての詳しい解説は
ここでは省略して、基本的な WH疑問詞の使い方を
確認していきます。
WH疑問文に入る前に・・・
・WH疑問文に入る前に、まずしっかりと
①be動詞の疑問文とその答え方
②一般動詞の疑問文とその答え方
の2点ができるようにしましょう。
なぜなら、WH疑問文の基本的なつくりは、
WH疑問詞+疑問文?
となっているため、
be動詞や一般動詞の疑問文がしっかり理解されていないと、
WH疑問文ができないからです。
まずは、
WH疑問詞の役割を考えてみましょう。
WH疑問詞の役割
・WH疑問詞の一番大きな役割は、
1回で相手から欲しい情報を手に入れるもの
です。
・少し例を示しましょう。
例えば、「相手」が「どんなもの」が好きかを聞きたい時、
WH疑問詞がなければ、
Do you like dogs?
Do you like cakes?
Do you like baseabll?
Do you like math?
などと、1つ1つ聞かなければ「好きなもの」を確認できません。
しかし、ここでWH疑問詞の登場です。
「物の名前」をたずねるWH疑問詞【What】を使うと1回で相手の好きなものが分かります。
What do you like?
こうたずねれば、相手は自分の好きなものを1回で答えてくれます。
例えば、
I like basketball, cats and cookies.
などのように答えるわけです。
ですから、
WH疑問詞を用いる場合は、
その疑問詞が相手からどんな情報を得ることができるのかを確認しないといけません。
相手から欲しい情報を得ることができるWH疑問詞
では、そのWH疑問詞を確認しましょう。
・who:「だれ」・・・「人」をたずねます
・what:「なに」・・・「物の名前」をたずねます
・when:「いつ」・・・「時」をたずねます
・where:「どこ」・・・「場所」をたずねます
・why:「なぜ」・・・「理由」をたずねます
・how:「どのような、に」・・・「感想、状態、程度、手段」をたずねます
→ how は「程度」をたずねる言葉なので、いろんな言葉とくっついて
様々な「程度」をたずねることができます。
特に中1で使われるのは:how many +複数形・・・「数」をたずねます
その他にも
・which:「どちら/どれ」・・・「限定された選択肢」から選択させます
・whose:「だれの/だれのもの」・・・「所有者」をたずねます
などもあります。
それぞれを必要な場面で、適切に使えるようにしましょう。
WH疑問文の構造
・これらのWH疑問詞を使った文、WH疑問文はすべて
基本的に同じ構造になってます。そのことを確認しましょう。
【WH疑問文ができるまで】
◎下線部をたずねる英文をつくりましょう。
I have two pens in my hand.
→ 下線部は “two pens” で「ペンの本数」を言っているので、
「数をたずねる」how many +複数形(pens)を用います。
→ 仮に two pens の部分に how many pens を置きます。
→ I have how many pens in my hand.
→ この状態で疑問文にします。
(ただし、I を you に、my を your に代えます。)
→ Do you have how many pens in your hand?
→ how many pens を一番前に移動させます。
(1回で相手から情報を得るためには、その部分を一番前にもってきます。)
Q:How many pens do you have in your hand?
👉このような作り方は、他のWH疑問詞でも同じように
できますので、それを自分でも確認してみましょう。
※WH疑問詞が「主語」となる場合は、今回は扱いません。
WH疑問文に対する答え方
・上記のような【WH疑問文ができるまで】をしっかりと
わかるようになると、同時に「答え方」も自然と身につくように
なりますが、その答え方のポイントをリストアップすると
下記のようになります。
【答え方の一番のコツ】
・WH疑問文の答え方は、たずねる文を見ると自動的決まる
さて、WH疑問文のどこを見ると、自動的に決まるのかという
4つのルールを示します。
【答え方の4つのルール】
①~主語について~
主語を代名詞にすること
②~動詞について~
たずねる文の「時」に注意して、動詞をその「時」に合わせた形にすること
※たずねる文の “did / does” や助動詞、進行形など見て、その表現と同じ形にします。
③~繰り返しになる部分について~
受け答えで、同じ表現になる部分(繰り返しになる部分)は、「代わりの言葉」にすること
※代名詞や、「場所」の代わりの言葉や「時」の代わりの言葉などと使います。
④~最後に~
相手から「求められた情報(新しい情報)」を加えること
この4つのルールに合わせて、
英文の「主語」+「動詞」+~ の基本の英文の語順に沿った形にして
単語を置いていくと、答えができあがります。
このようなポイントを押さえていくと、
WH疑問文に対する答え方に対する苦手意識は
なくなると思います。
今回はここまで。
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