今回は、「最上級」の2回目です。
前回は、「最上級」の基本形として,
※「最上級」とは、
基本的に、「形容詞」や「副詞」の語尾に -est がついた形です。
ただし、この最上級は the を用いて使うので、これも忘れないようにしましょう。
最上級:( the ) 形容詞 / 副詞+ est
・また「比較する範囲や対象」を表現するには、2通りあって
①「集団・範囲名の中で」
▶︎ in 集団・範囲名 (例:in my class, in this city )
②「<数値>の中で」
▶︎ of the 数字 (例:of the three, of all )
とお話しましたが、
「最上級」も「比較級」と同じように「長い単語」になると、
「最上級」の形が変わります。今回は、そのことについて説明します。
長い単語の最上級
・「長い単語」の最上級にはその単語の前に most をつけます。さらにその前には the も忘れずに。
→ the most +「長い単語」in 集団・範囲名 / of the 数字
という形になります。
◎「長い単語」は、「2つのもの・人④差がある場合その2」でも取り上げましたが、
・形容詞として
▶︎careful, important, difficult, beautiful, useful, popular, famous
・副詞として
▶︎slowly, quickly, easily
などは覚えておきましょう。
ex.1 Soccer is the most popular sport in our class.
(私たちの学級ではサッカーが一番人気のあるスポーツです。)
ex.2 Ken walked the most slowly of the three.
(3人の中でケンは一番ゆっくりと歩いた。)
※「形容詞」「副詞」の変化
以前の記事で説明した原級、比較級も含め
・原級→「形容詞」「副詞」の -er のつかない「元の形」
・比較級→「形容詞」「副詞」の「より~だ」という形
( – er または more ~)
・最上級→「形容詞」「副詞」の先ほど説明した形
(<the> – est または< the> most ~)
この3つを「形容詞」「副詞」の変化と言います。
例えば、注意深い ( carefull )であれば、
careful(原級)- more careful(比較級)-( the ) most careful (最上級)
のように覚えます。
今回はこの長い単語の最上級を問題で確認しましょう。
今回の5問です。
①~⑤の日本語を( )内の語数で英語にしなさい。
①体育が私にとって一番興味深い教科です。(8語)
※体育:P.E. で1語とします。
②エミは、この仕事を4人の中で一番素早く終えることができた。(11語)
※仕事:work
③十和田湖は日本で一番美しい湖ですか。(9語)
※十和田湖:Lake Towada で1語とします。
④テニスは若者の間で最も人気のあるスポーツの1つです。(11語)
※若者の間で:among young people
⑤あなたは、数学はすべての中で一番難しい教科だと思いますか。(11語)
【おまけ】※⑤は「あなた自身」に対する質問です。ー3語で答えなさい。
解答・解説は次のページで。
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