1学年のポイント、最後の8回目。
今回は「過去形」について扱います。
最初に、
「過去形」を扱う前に、
1学年の1年間で
どのようにして文法を学んだのかを振り返りましょう。
1学年の1年間で学んだこと
1学年の1学期は、
「現在」と時制に限定し、「I」と「you」の関係の中で、
ーbe動詞と一般動詞の基本的な使い方を学びました。
2学期では、
「I」と「you」の世界から
☞「第3者」、そして「複数」の世界へと広がります。
・複数形について
・3単現について、学びました。
☞この「広がった世界」に対応するため
・人称代名詞の変化も学び
・様々な問いかけができるように、WH疑問文についても、学びました。
3学期では、
1、2学期では「現実・事実」だけを扱っていましたが、
☞「考えている」ことを表現するため
・助動詞を学びました。
☞「現在の1点」に集中した表現を学ぶため
・現在進行形を学びました。
☞そして、「現在」からその「時制」を広げて
・過去形を学ぶのです。
このように1年間で、
英語での基礎的な表現が、かなり広がりました。
この部分が土台となって、
ー2学年、3学年の表現を学習していくことになるのです。
それでは、「過去形」について確認しましょう。
ポイント 過去形について
過去形の構造
・基本的には
1学年の1・2学期で学んできた do / does と同じ構造であることは
すぐ分かったと思います。
ポイント1 英語で過去の話をする時は、一般動詞の後に -(e)d がつく(肯定文) ☞この時、一般動詞には did が隠れていて、その「しっぽ」として -(e)dが出てくる ポイント2 過去の否定文は、did not (didn’t) +動詞の原形、で表現する ポイント3 過去の疑問文は、Did +主語+動詞の原形 ~? の形で表現する ☞否定文、疑問文の時は、did が姿を現し、動詞は原形になる【例文】 ・Ken studies English every day. (下線を yesterday に代えて正しい英文に) → Ken studied English yesterday. ・・・ポイント1(過去の肯定文) 「ケンは昨日英語を勉強しました。」 →否定文:Ken did not (didn’t) study English yesterday.・・・ポイント2 「ケンは昨日英語を勉強しませんでした。」 →疑問文:Did Ken study English yesterday?・・・ポイント3 「ケンは昨日英語を勉強しましたか。」 <答え方>主語を代名詞にして、did を使って答えます:Yes, he did. / No, he didn’t. 「はい、しました。/ いいえ、しませんでした。」 |
1学期・2学期で学んだ形は(一般動詞の場合)下記の通り。
【現在】で主語が1・2人称の場合
◎基本文:I study Enlglish every day. →否定文:I do not ( don’t ) study English every day. →疑問文:Do you study Enlgish every day? <答え方> Yes, I do. / No, I don’t. |
【現在】で主語が3人称の場合
◎基本文:Emi studies English every day. →否定文:Emi does not ( doesn’t ) study Englsih every day. →疑問文:Does Emi study English every day? <答え方> Yes, she does. / No, she doesn’t. |
「過去」に関わる表現
「過去」の表現をするためには、
「過去」を示す語彙もある程度覚える必要があります。
1年生であれば、次のような表現も使えるようになりましょう。
① yesterday(昨日)
② last(この前の)
ーlast week / last Monday / last month / last year など
※last は「最後の」という意味もありますが、「この前の」という意味もあることを押さえましょう。
③ ago(~前)
ーtwo days ago / three weeks ago など
これで、
1学年のポイントは終了です。
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