今回は比較について復習していきたいと思います。
比較にも、
様々な表現があって、なかなか整理するのも
難しいのですが、少しずつていねいに扱っていきます。
「比較」の最初は、
「2つのもの・人」が同程度の場合の表現についてです。
比較~2つのもの・人が同程度の場合の表現
・2つのものや人を比べて、同程度の場合は、
as ~ as という表現を使います。
as 形容詞 / 副詞 as +【比較される対象】
形容詞とは
– 基本的に日本語では「~い」で終わる名詞を説明する言葉
☞ high , tall, long, beautiful, cold, large, など
副詞とは
・基本的に日本語では「~く」で終わる名詞以外のものを説明する言葉
☞ fast(速く), well(上手に)、hard(一生懸命に)、early(早く)など
このような「形容詞」や「副詞」を as ~ as で挟み込むことで、
「同じくらい~だ」という意味になります。
【肯定文】
as 形容詞 / 副詞 as 【対象】 ☞【対象】と同じくらい 形容詞 / 副詞 だ |
ex.1 English is as difficult as math.
・・・形容詞 difficult 「難しい」の場合
(英語は数学と同じくらい難しい。)
ex.2 I can run as fast as you.
・・・副詞 fast 「速く」の場合
(私はあなたと同じくらい速く走ることができる。)
【否定文】
not (~) as 形容詞 / 副詞 as 【対象】 ☞【対象】ほど 形容詞 / 副詞 ではない |
ex.1 Ken is not as tall as Tom.
・・・形容詞 tall「(背が)高い」の場合
(ケンはトムほど背が高くない。)
ex.2 I can‘t swm as well as Emi.
・・・副詞 well「うまく」の場合
(私はエミほどうまく泳げない。)
※as ~ as の否定文は、その「意味」に注意してください。
【疑問文】
それぞれの英文の疑問文の形にします。 |
ex.1 Is Tim’s bike as new as Bob’s?
・・・形容詞 new「新しい」の場合
(トムの自転車はボブのものと同じくらい新しいですか。)
ex.2 Does John get up as early as his mother?
・・・副詞 early「早く」の場合
(ジョンは彼の母と同じくらい早く起きますか。)
それでは、この as ~ as の表現を問題で確認しましょう。
今回の5問です。
①~⑤の日本語を( )内の語数で英語にしなさい。
① この本は、あの本と同じくらいおもしろい。(8語)
※one を用いて
②ジャック(Jack)は、ジョンほど背が高くない。(7語)
③あの建物は私の家と同じくらい古いのですか。(8語)
④私はあなたと同じくらい速く英語を読むことができます。(8語)
⑤トムは、ケンほど上手にバスケットボールができない。(9語)
解答・解説は次のページで。
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