比較の表現について、
今回は、同程度に関する2回目です。
前回は as ~ as の
「肯定文」「否定文」「疑問文」を扱いましたが、
その他の表現を確認しましょう。
同程度に関する他の表現
①「~ の X 倍・・・だ」という表現
☞ X times as ・・・as ~ |
ex.1 This river is three times as long as that one.
(この川は、あの川より3倍の長さだ。)
ex.2 This moutain is half as high as that one.
(この山は、あの山の半分の高さだ。)
※ as ・・・as の表現で、「~倍だ」という時は、
as ・・・as の前に X times をつけるとOK。
2倍 → twice as ・・・as ~(two times でなく twice を使うのが普通)
4倍 → four times as・・・as ~
半分 → half as・・・as ~
②「できるだけ早く」という表現
☞ as soon as possible / as soon as ~ can |
ex.1 I will go back home as soon as possible.
(できるだけ早く家に帰ります。)
ex.2 Call me back as soon as you can.
(できるだけ早く折り返し電話をください。)
※本当は「as ・・・as possible / ~ can」の形で、
「できるだけ・・・」という表現なのですが、一番中学校のテキストに
出てくるのはこの形なので、この表現に限定して説明しました。
「as soon as ~ can」の「~」は、「主語の代名詞」がやってきます。
ex.2 は命令文で「相手」に言っている文章なので、「you」を使います。
③ 「~と同じ」という表現
☞ the same (as ~ ) |
ex.1 This car is the same as mine.
(この車は私のものと同じです。)
ex.2 This book is the same as that one.
(この本はあの本と同じです。)
※ as ・・・as と the same as ~との違いは、
as・・・as は、その間に「形容詞か副詞」を置きますが、
the same as ~ の場合は、「名詞」を扱っている部分です。
それでは、この表現に関して問題に挑戦してみましょう。
今回の5問です。
①~⑤の日本語を( )内の語数で英語にしなさい。
① 炭素はヘリウムの3倍の重さがある。(8語)
※炭素=carbon、ヘリウム=helium を用いて。
( carbon, helium には a/an, the などの冠詞をつけず、単数扱いします。)
②地球は月の約6倍の大きさです。(11語)
③私たちはできるだけ早くこの部屋を掃除しなければならない。(10語)
④できるだけ早く起きなさい。(7語)
※as ・・・ as ~ can の形を用いて
⑤あなたのプレゼントは、私のものと同じです。(7語)
解答・解説は次のページで。
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