それでは、解答です。
「it の使い方〜その3」解答
日本語の意味に合うように、[ ] 内の単語を並べ替えなさい。
①このジグソーパズルを完成するのに1週間かかった。
[ a week / it / jigsaw puzzle / complete / took / this / to].
②私たちにとって、環境問題について考えることは必要なことです。
[ necessary / problems / think / it / us / of / environmental /
is / about ].
③ここからA高校までどのぐらい距離がありますか。
[ A High School / how / here / far / from / it / to / is]?
④学園祭がいつ行われるのかは、はっきりしない。
[ be held / not / is / when / the school festival / will / clear / it].
⑤一緒にケーキを焼くことはとても楽しい。
[ a lot of / cakes / together / is / to / bake / fun / it].
模範解答
① It took a week to complete this jigsaw puzzle.
② It is necessary for us to think about environmental problems.
③ How far is it from here to A High School?
④ It is not clear when the school festival will be held.
⑤ It is a lot of fun to bake cakes together.
各問題のチェックポイントです!
今回の
it は「話者が思い浮かべていること」を受けているという点から
解説しています。
①のチェックポイント
・「話者がジグソーパズルを完成させた」時間を思い浮かべて
それを、 it に受けさせています。
▶︎It took a week
と、先に「時間」を述べてから、何の時間かを
▶︎to complete this jigsaw puzzle
と具体的な説明(赤いアンダーライン)を加えています。
👉It took a week to complete this jigsaw puzzle.
※もちろん、この it は「時間」を表す it と
捉えることもできます。
②のチェックポイント
・「話者が環境問題について考えて」いて、
それを、it に受けさせています。
▶︎It is necessary
と先に、「言い切り」、次に「誰にとって」を
▶︎for us
と表現し、最後に it を具体的に
▶︎to think about environmental problems
と to不定詞 を用いて説明しています。
👉It is necessary for us to think about environmental problems.
※形式主語の基本的な文の配列の仕方です。
🔴 It is 形容詞+for 人+to 動詞の原形 〜.
③のチェックポイント
・距離を尋ねる how far を用いて「距離」を聞いています。
▶︎wh疑問詞 how far をひとかたまりとして文頭に置きます
・その後に「話者は、[ここからA高校までの距離]」を思い浮かべ、
it is を疑問形にして、is it とします。
▶︎How far is it
その後に具体的に「どこの距離」なのかを表現し
▶︎from here to A High School
と最後に加えます。
👉How far is it from here to A High School?
④のチェックポイント
・「話者が学園祭の開催時期を思い浮かべ」て
それを、it に受けさせています。
▶︎It is not clear
と先に、「はっきりしていない」ことを言い切り、
その後に
▶︎when the school festival will be held
と「学園祭がいつ開催されるのか」をその後に置きます。
🔶when the school festival will be held は、
wh疑問文ではなく、「文の1部品」なので、
【when +肯定文】の語順になっているので注意です。
👉It is not clear when the school festival will be held.
※この問題は、中学校の文法の内容から逸脱していますが、 it で受けさせて、その説明を後に置く、という基本的な配置は 変わりません。 |
⑤のチェックポイント
・「話者がケーキを焼くことを思い浮かべ」て
それを、it を受けさせています。
▶︎It is a lot of fun
と先に、「とても楽しい」ことを言い切り、
その後に、
▶︎to bake cakes together
と to 不定詞を用いて it を具体的に説明しています。
👉It is a lot of fun to bake cakes together.
※②と同じ「形式主語」の文型で、for +人 の部分が
ない形です。
今回はここまで。
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