比較について〜2つのもの・人に差がある場合②

今回は、比較級の2回目です。

前回は、

「比較級」の基本形として、

※「比較級」とは、
基本的に、「形容詞」や「副詞」の語尾に -er がついた形です。
比較級:形容詞 / 副詞 +er
・また「比較する対象」を表現する場合は、than という単語を用いて
→ thab B と表現します。
(なお、-er がつかない「元の形」の「形容詞」や「副詞」を「原級」と言います。)

とお話しましたが、
「比較級」も長い単語になると、
「比較級」の形が変わります

今回は、そのことについて説明します。

長い単語の比較級

・「長い単語」に「比較級」として、語尾に -er をつけてしまうと、
さらに「長い単語」になってしまうので、代わりの言葉を前につけます。

※「長い単語」の比較級はその単語の前に more をつけます

👉 more +「長い単語」than B

という形になります。

◎「長い単語」とは、中学校レベルであれば、
・形容詞として
▶︎careful, important, difficult, beautiful, useful, popular, famous

・副詞として
▶︎slowly, quickly, easily

のあたりを覚えておけば大丈夫です。
(「長い単語」を文法的に言うと、「2音節および3音節以上の語」となるのですが、そこまで覚える必要はありません。)

ex.1  Basketball is more popular than soccer in my class.
(私の学級ではバスケットボールはサッカーより人気があります。)

ex.2  Please speak more slowly.
(どうかもっとゆっくり話してください。)
※;than から後が省略されている表現です。

今回はこの長い単語の比較級を問題で確認しましょう。

今回の5問です。

①~⑤の日本語を(  )内の語数で英語にしなさい。

①夢はお金より大切だと私は思います。(9語)
※ a dream を用いて

②この問題は、あの問題より難しい。(8語)

③彼女はあの歌手より有名です。(7語)

④もっと速く(あなたの)仕事を終えなさい。(5語)

⑤この本はあの本より役立ちますか。(8語)

解答・解説は次のページで。

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