「時」を表すー過去③

今回は、
「過去進行形」に焦点を絞った問題です。

中学校の段階での
「過去進行形」は、接続詞 の when と一緒に
よく出てくることが多いです。

それを少し解説していきます。

接続詞 when と過去進行形

※過去①の部分で、過去進行形については

過去のある瞬間での進行中の動作」を表現します。
ポイントは、
①「過去」のある瞬間に意識が集中していること
②その「動作」が未完(終了していない)であること
– の2つです。

〜と説明しています。

👉この「過去のある瞬間」を
具体的に示すと例えば…
・at 7:00 last night
・then
・at this time yesterday
などとなります。

※あくまでも「瞬間」なので、
・yesterday や two days ago, last year などの
「幅のある過去の時」においては、「過去進行形」を
用いないのが普通です

👉この「過去のある瞬間」の部分を、
具体的に主語、動詞を含む「〜していた時」と表現する場合は、
接続詞 when を使って表現します。

ex.1 When Kenta arrived, we were having lunch.
[ケンタが到着した時、私たちは昼食を食べていました。]– この英文は、
ケンタが「(家に)到着した時」という過去の瞬間において
「昼食を食べる」という動作をしていて、その動作が
まだ終わっていない状態を表現しています。

ex.2 I was walking my dog when I saw Emi.
[エミを見た時、私は犬の散歩をしていました。]– この英文は、
「私」が「エミを見かけた」という過去の瞬間において
「犬の散歩をする」という動作をしていて、その動作が
まだ終わっていない状態を表現しています。

🟠このように、
主語と動詞を伴い、具体的に「〜が …. した時」のように
過去の瞬間を表現する時は、接続詞 when を用いることが
できます。
– それと、「過去進行形」の組み合わせは
とても良いコンビネーションです。

 

次は、ing形の作り方も確認しましょう。

ing形の作り方

👉 ing形の作り方は、大きく分けると4種類に分けられます。

① 原形の語尾にそのまま -ing をつける
・play ▶︎ playing
・watch ▶︎ watching
② <子音字+e> の語尾の e をとって、- ing をつける
・come ▶︎ coming
・take ▶︎ taking

◎「母音」と「子音」について
□「母音」:主に「a, i, u, e, o」の音
□「子音」:それ以外

③ -ie[アイ-の発音] で終わる動詞は、ie を y に変えて、-ing をつける
・die ▶︎ dying
・lie ▶︎ lying
(中学校ではあまり出てこないようです。)
④ <1母音字+1子音字> で終わる動詞は、最後の<子音字> を重ねて、
-ing をつける
・run ▶︎ running
・get ▶︎ getting

※基本的にこのように分類されるのですが、
中学生であれば、よく使われる ing形 を一覧表にして覚える、
というのが一番現実的かと思います。

さて、それでは
問題に挑戦してみましょう。

今回の5問です。

(  )内の動詞を、進行形か過去形のどちらか、正しい形にしなさい。

① Ken (wait) for me when I (arrive).

② What (do) at this time yesterday?  – I was washing the dishes.
※you を用いてください。

③ When we were young, we (want) to be soccer players.

④ That man (ride) a bike very fast when the accident 
(happen).

⑤ Emi (come) home at five yesterday.  My father (play) the 
guitar then,

解答・解説は次のページで。

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