「時」表現の「未来」の4回目です。
今回は、「〜なら」というような
先のことに対する条件を表現する言い方を確認しましょう。
この表現をする場合、
中学校では、2つの接続詞を学びます。
① when
② if
それそれを簡潔に確認しましょう。
「〜する時」の when
👉特に「過去」のことを表現する場合、
使われることの多い接続詞 when
– まずは、例文を見てみましょう。
ex.1 When my father came home, I was watching TV.
(父が帰宅した時、私はTVを見ていました。)
▶︎このように、
「過去のある時点」で、「〜をしていました。」などのように
過去進行形とともに使われることの多い接続詞です。
🔴「時」を表す接続詞 when
When 主語+動詞+〜, 主語+動詞+〜.
=主語+動詞+〜 when 主語+動詞+〜.
(when の部分は、前にも、後ろにも置けます。
ただし、前に置いた場合は、コンマ (,) を忘れずに)
👉ただし、この when の中の部分が
現在形の時は、「先のことに対する条件」表現となります。
ex.2 Please call me when you get(現在形) home.
(家に着いたら、私に電話してください。)
▶︎when で「先のこと – 家に着いたら」という
条件を示しています。
◎「先のことに対する条件」を示す時、 when の中の動詞を現在形にして、表現することができる。 |
「〜するなら」の if
👉今年度から if を用いた仮定法も
中学校では学習内容に入ってきました。
※ここで、1つ気をつけなければいけないことがあります。
▶︎なんとなく、
if を用いた文は、全て「仮定法」だと思っている人が
いるのではないでしょうか? – それは間違いです!
🔴英語で言う「仮定法」とは、
「事実とは違う」ことを、「もし〜ならば」と仮定する
文のことです。
◎ですから、
if を用いて「先のことに対する条件」を表現する場合は、
単純に「(事実となっていない)未来」のことを表現するので、
「仮定法」とは呼びません。
– 例を示しましょう。
ex.3 If it rains(現在形) tomorrow, we will stop go camping.
(もし明日が雨なら、私たちはキャンプに行くのをやめるでしょう。)
▶︎if の中で「現在形」を用いて、
「先のことに対する条件」を表現しています。
(「事実に反する」ことではないので、仮定法ではありません)
🔴「条件」を表す接続詞 if
If 主語+動詞+〜, 主語+動詞+〜.
=主語+動詞+〜 if 主語+動詞+〜.
(if の部分は、前にも、後ろにも置けます。
ただし、前に置いた場合は、コンマ (,) を忘れずに)
👉ただし、この if の中の動詞が
現在形の時は、「先のことに対する条件」表現となります。
◎「先のことに対する条件」を示す時、 if の中の動詞を現在形にして、表現することができる。 |
👉接続詞 when でも if でも、
その中の動詞を「現在形」を用いると、「先のことに対する条件」
を表現することができるのです。
このことを押さえた上で
次の問題に挑戦しましょう。
今回の5問です。
日本語に合うように、( ) 内の単語を並び換え、正しい英文にしなさい。
① もし明日が晴れなら、ピクニックに行きましょう。
Let’s go on a picnic ( tomorrow / if / sunny / it’s ).
② もし彼が明日来ないなら、私たちはどうしましょうか。
( doesn’t / he / tomorrow / come / if ) , what shall we do?
③ 雨が降ると、私はたいてい家にいて、読書をします。
( rains / when / it ), ( usually / I / at home / stay ) and
read a book.
④ あなたが忙しいなら、私たちはあなたを手伝うつもりです。
( we’ll / you / you / when / help / busy / are ).
※コンマは使いません。
⑤ この映画が終われば、私はさっさと家に行きます。
( quickly / over / going / this movie / I’m / home / when
/ is / , ).
※コンマを使います。
解答・解説は次のページで。
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