今回からは、
「There is / are 〜」についての基本を問題で確認しましょう。
※最初の解説の部分は、
「語順が全て(解説だけ)」のカテゴリーの「There is/are 〜.」と同じです。
既に、目を通したことのある方は、この解説を飛ばして、
直接問題に挑戦してみてください。
There is 〜. の文の語順
「そこに・そこで」という副詞ではありません。
👉【「新情報」を、話題に引っ張り込む文型】と押さえましょう。
There is / are | [共有していない]新情報 | 「場所」を表す言葉 | 「時」を表す言葉 |
※ There is / are の is / are は、
[共有していない]新情報が、「単数」か「複数」かで決まります。
(新情報が、実質的な主語なのです。)
・There is an egg in the box.
「箱に卵が1個あります。」
▶︎”an egg” が「単数」なので、”There is” と is になります。
・There are a lot of people there today.
「今日そこにたくさんの人がいます。」
▶︎”a lot of people” が「複数」なので、”There are” と are になります。
▶︎下線の there は「場所を表す言葉」の there で「そこに」という意味です。
次に来る「新情報(主語)」の「単数」か「複数」で決まる
There is 〜. 文の否定文、疑問文
この文の基本形では、
be動詞 ( is, are / was, were )が用いられるので、
否定文、疑問文も be動詞の文と同じように作ります。
否定文:be動詞の後ろに not を置く
👉 be動詞の否定文は、その後ろに not を置くことによって、
「〜ではない」という文を作ることができます。
・There is an apple in the box.
▶︎【否定文】There is not (isn’t) an apple in the box.
「箱にリンゴはありません。」
・There are five pencils in my pencil case.
▶︎【否定文】There are not (aren’t) five pencils in my pencil case.
「私の筆箱には5本の鉛筆はありません。」
疑問文:be動詞を文頭に持ってくる
👉 be動詞の疑問文は、be動詞を文頭に持ってくることによって
「〜ですか」という文を作ることができます。
・There is an egg in the box.
▶︎【疑問文】Is there an egg in the box?
▶︎【答え方】Yes, there is. / No, there isn’t.
「箱の中に卵がありますか。」-「はい、あります。/ いいえ、ありません。」
・There are a lot of people there.
▶︎【疑問文】Are there a lot of people there?
▶︎【答え方】Yes, there are. / No, there aren’t.
「そこにたくさんの人がいますか。」- 「はい、います。/ いいえ、いません。」
◎「答え方」について。
be動詞が文頭に来るので、
Be動詞+ there 〜? の形になります。
答える時は、この Be動詞+there の部分の順番をひっくり返して、
Yes, there +be動詞. / No, there +be動詞 not. の形になります。
今回は、この基本を押さえた上で問題に挑戦しましょう。
今回の5問です。
日本語の意味に合うように、単語を並べ替え、英文をつくりなさい。
① テーブルの下にボールが2個あります。
[ balls / under / are / the table / two / there ].
② あの公園にたくさんの少女がいますか?
[ in / many / are / that park / girls / there ]?
③ はい、います。※②に対する答え
[ there / yes / , / are]
④ 昨日この箱の中に子猫がいました。
[ this box / a kitten[子猫] / yesterday / was / in / there ].
⑤ この近くに郵便局はありません。
[ here / a post office / there / is / near / not ].
解答・解説は次のページで。
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