今回は、
「過去進行形」に焦点を絞った問題です。
中学校の段階での
「過去進行形」は、接続詞 の when と一緒に
よく出てくることが多いです。
それを少し解説していきます。
接続詞 when と過去進行形
※過去①の部分で、過去進行形については
「過去のある瞬間での進行中の動作」を表現します。
ポイントは、
①「過去」のある瞬間に意識が集中していること
②その「動作」が未完(終了していない)であること
– の2つです。
〜と説明しています。
👉この「過去のある瞬間」を
具体的に示すと例えば…
・at 7:00 last night
・then
・at this time yesterday
などとなります。
※あくまでも「瞬間」なので、 ・yesterday や two days ago, last year などの 「幅のある過去の時」においては、「過去進行形」を 用いないのが普通です。 |
👉この「過去のある瞬間」の部分を、
具体的に主語、動詞を含む「〜していた時」と表現する場合は、
接続詞 when を使って表現します。
ex.1 When Kenta arrived, we were having lunch.
[ケンタが到着した時、私たちは昼食を食べていました。]
– この英文は、
ケンタが「(家に)到着した時」という過去の瞬間において
「昼食を食べる」という動作をしていて、その動作が
まだ終わっていない状態を表現しています。
ex.2 I was walking my dog when I saw Emi.
[エミを見た時、私は犬の散歩をしていました。]
– この英文は、
「私」が「エミを見かけた」という過去の瞬間において
「犬の散歩をする」という動作をしていて、その動作が
まだ終わっていない状態を表現しています。
🟠このように、
主語と動詞を伴い、具体的に「〜が …. した時」のように
過去の瞬間を表現する時は、接続詞 when を用いることが
できます。
– それと、「過去進行形」の組み合わせは
とても良いコンビネーションです。
次は、ing形の作り方も確認しましょう。
ing形の作り方
👉 ing形の作り方は、大きく分けると4種類に分けられます。
① 原形の語尾にそのまま -ing をつける
・play ▶︎ playing
・watch ▶︎ watching
② <子音字+e> の語尾の e をとって、- ing をつける
・come ▶︎ coming
・take ▶︎ taking
◎「母音」と「子音」について □「母音」:主に「a, i, u, e, o」の音 □「子音」:それ以外 |
③ -ie[アイ-の発音] で終わる動詞は、ie を y に変えて、-ing をつける
・die ▶︎ dying
・lie ▶︎ lying
(中学校ではあまり出てこないようです。)
④ <1母音字+1子音字> で終わる動詞は、最後の<子音字> を重ねて、
-ing をつける
・run ▶︎ running
・get ▶︎ getting
※基本的にこのように分類されるのですが、
中学生であれば、よく使われる ing形 を一覧表にして覚える、
というのが一番現実的かと思います。
さて、それでは
問題に挑戦してみましょう。
今回の5問です。
( )内の動詞を、進行形か過去形のどちらか、正しい形にしなさい。
① Ken (wait) for me when I (arrive).
② What (do) at this time yesterday? – I was washing the dishes.
※you を用いてください。
③ When we were young, we (want) to be soccer players.
④ That man (ride) a bike very fast when the accident
(happen).
⑤ Emi (come) home at five yesterday. My father (play) the
guitar then,
解答・解説は次のページで。
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