2学年のポイントの4回目。
今回は、There is / are 〜. の文について取り上げます。
まずは、
どんな時に、”There is/are 〜.” の形を使うのかを
確認しましょう。
There is / are ~. が使われる時
2学年に、
There is / are ~. の表現が題材として
入っているところが多いようです。
この表現は「・・・に~がある」という
意味なのですが、一番のポイントは、
「聞き手がまだ知らないもの・人」について
「話し手」が話題として初めて取り上げる表現である、ことです。
ex.1 There is a cat under the desk.
(机の下に猫が一匹います。)
▶︎「猫」の話が、ここで初めて導入されているのです。
– 猫が一匹いるよ、机の下に。
そして、この後に何らかの会話がおそらく続くのでしょう。
👉このような時に There is/are 〜. の文が使われるのです。
(物語の最初に、「ある村に一人の老人がいました。」のような
出だしの時も There was an old man in a village. などのように
There is/are 〜. の文が使われます。)
There is / are 〜. の使い方
There is / are 〜 . の文の一番の特徴は、
「意味上の主語」が、There is / are の後ろに来ることです。
※「意味上の主語」とは、「・・・が 〜にある」があるの。
「・・・が」にあたる部分のことです。
ex.2 There is a pen on the desk.
(机の上に一本のペンがあります。)
ex.3 There are two boys in the park.
(公園に2人少年がいます。)
このように、この文の形は、
There is/ are +「意味上の主語」+場所. となっています。
▶︎be動詞の is / are は、
「意味上の主語」が「単数(ex.2 であれば a pen)」であれば
👉 is
「意味上の主語」が「複数(ex.3であれば two boys)」であれば
👉 are
〜となるので、注意しましょう。
否定文の作り方
There is / are 〜. の文は、
be動詞を含む文なので、be動詞の否定文のように、
👉 be動詞+not の形で表現できます。
ex.2 There is a pen on the desk.
👉否定文に…. There is not (isn’t) a pen on the desk.
(机にペンがありません。)
ex.3 There are two boys in the park.
👉否定文に… There are not (aren’t) two boys in the park.
(公園に2人の少年がいません。-あくまで「文の形」の練習であって、
実際にこのような英文は使われません。)
疑問文の作り方
疑問文の作り方も、be動詞の疑問文と同じで、
👉 be動詞 を一番前にもってくる 形で表現できます。
ex.2 There is a pen on the desk.
👉疑問文に…. Is there a pen on the desk?
(机の上にペンがありますか。)
▶︎答え方:Yes, there is. / No, there isn’t.
ex.3 There are two boys in the park.
👉疑問文に… Are there two boys in the park?
(公園に2人少年がいますか。)
▶︎答え方:Yes, there are. / No, there aren’t.
◎答え方 – Is there 〜?で質問された場合は、 それをひっくり返して、Yes, there is. / No, there isn’t. – Are there 〜?で質問された場合は、 同じくひっくり返して、Yes, there are. / No, there aren’t. となります。 |
◎ There is / are 〜. の過去の文
👉 is, are をそれぞれ was, were にすると、
「・・・が 〜にありました」という過去の文が出来ます。
ex.4 There was a bike near the lake yesterday.
(昨日湖の近くに自転車がありました。)
ex.5 Were there many people in the museum then?
(その時美術館にたくさんの人がいましたか。)
答え方:Yes, there were. / No, there weren’t.
おまけ ◎ There is / are 〜. の未来の文
👉 There is / are 〜. の文は、
「聞き手がまだ知らないもの・人」について
「話し手」が話題として初めて取り上げる表現なので、
「未来」の文として使われることはあまりないのですが、
形としては、助動詞 will を用いて、
There will be 〜. の形で表現することができます。
今回は、ここまで。
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