「be動詞と一般動詞の違い」基本編の2回目です。
動詞の使い方
前回は、be動詞の一般動詞の意味的な違いについて
お話しましたが、今回は動詞の基本的な使い方を簡単に
説明します。
基本原則1
単文では、動詞は1個しかなく、複数が並ぶことはない。
・よく間違える初歩的な間違えとして
ー am play / is come などのようの be動詞と一般動詞をそのまま
並べる勘違いがありますが、
このように動詞はそのままの形で2つ(以上)並ぶことはありません。
<現在進行形>であれば → am playing / was running
<受動態>であれば → is used / was spoken
<現在完了>であれば → have studied / has lived
などのように、一般動詞が語形変化して「それぞれの意味」を表現します。
※単文とは、
「主部(主語のあたる部分」と「述部(動詞を中心とした述語の部分」が
1つしかない文で、それとは別の主語と動詞が伴う説明(修飾)の部分
がないもの、のことを言います。
基本原則2
動詞は、助動詞を伴って使うと、動詞の原形になる。
・must , can のような助動詞が出てくると、動詞は原形になります。
ex.1 It must be wrong.
ex.2 I can ski very well.
ーーーーここから少し発展編の説明となりますーーーー
※英文法の世界では、
①<現在/過去進行形>と<受動態>のbe動詞、
②<現在完了>の have/has
は、助動詞の分類になっています。
それに合わせれば、
①<進行形>と<受動態>の現在分詞、過去分詞は「原形」、
②<現在完了>の過去分詞も「原形」の扱いになります。
※現在分詞も過去分詞も、語形変化したりしないので、
「原形」ととらえることもできます。
👉これを具体的に例文で示すと下記のようになります。
◎ex.3
I [ am:助動詞] [ playing:進行形の動詞の原形] tennis.
→ I am playing tennis.
◎ex.4
English [ is:助動詞] [ spoken:受動態の動詞の原形] all over the world.
→ English is spoken all over the world.
◎ex.5
She [ has:助動詞] [ lived:現在完了の動詞の原形] here for a long time.
→ She has lived here for a long time.
それでは、これを押さえた上で問題に挑戦しましょう。
今回の5問です。
日本語に合うように、( )内の語を並べ替えて正しい英文を書きなさい。
ただし、不要な語が1語あります。
①ぼくは猫を一匹飼っています。
( have, am, I, cat, a ).
②ケンは今数学を勉強しています。
( math, now, is, Ken, studies, studying ).
③エリは水泳がとても上手です。
( swimmer, Eri, very, a, good, is, very, swim ).
④あなたはギターを弾きますか。
( guitar, are, the, play, do, you )?
⑤ボブは日本語の勉強をしません。
( Japanese, Bob, study, not, does , is ).
解答・解説は次のページで。
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